りりくる ～LIly LYric cyCLE～

	「さて、りりくるVol.1『恋心フレンズ』が発売されて少し経ちましたが……」
	「あたしたちがメインの、りりくるVol.2『bitter honey』試聴ボイスが公開されたよ！」
	「ちなみに、お嬢様の出番は……!?」
	「それでは、りりくるVol.2『bitter honey』の試聴ボイスをどうぞ」
	「あぁっ、ガン無視……♥」

	「ふぅん……なるほどね」
	「お姉ちゃんてば、基本的に不機嫌だよねぇ～」
	「なっ……そんなことないわよ。真衣が余計なことばかり言うからでしょ」
	「えぇ、そうかなぁ……」
	「あと、いちいち距離感が近すぎるのよ」
	「姉妹なんだからいいでしょ、それくらい」
	「あんたがよくても、私がよくないの……」
	「へ？　なんで？」
	「なんででも、いいじゃない……」
	「ふ～ん……変なの」
	「変なのは、あんたの方なんだから……」
	「はいはい」
	「けど、お姉ちゃんもさ、なんだかんだで、あたしのこと気にしてくれてるんだね」
	「別に、そんなんじゃないし」
	「えぇ～？　照れなくてもいいのに」
	「なっ……私のどこが照れてるっていうのよっ」
	「……そういう感じのところとか」
	「あんたってば、いっつもそう……なんでも、わかったふうに……」
	「なんでもじゃないけど、お姉ちゃんのことなら、大体わかるよ」
	「やっぱり、生意気……真衣のくせに……」
	「そりゃあ、妹だからね～」
	「それよりさ、他にもっと、聞いてほしいところとか、言っとかなくていいの？」
	「余計なことは言わなくていいのっ」
	「ん～……ま、詳しくはドラマＣＤ本編を聞いてもらえばわかるよね」
	「ええ。少し真衣のおかしなシーンが目立つかもしれませんが、それ以外はお楽しみいただけると思います」
	「えっ、またディスられてるし……」
	「でも、仲良さそうで、いいと思うけどなぁ」
	「だよね。２人のそういう距離感、ちょっと羨ましいけど」
	「そうかなぁ……」
	「それでは、今回はこの辺りで。皆様、りりくるVol.2『bitter honey』をよろしくお願いいたします」
	「んん～……まぁいっか」
	「りりくるVol.2発売日まで、もうちょっとだけ待っててね！」